残土処分?どうします?

 

 

 基礎工事が始まると、まずは地面を掘ることから始まります。当然ですが上の写真のように土や砂利がたくさん出てくるのです。さて、このたくさん出てきた残土。どうしますか?

 

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 この残土って予測が難しいのです。何坪くらいの基礎を作れば大体このくらいの土が出る、という訳にはいきません。土質があります。掘り出すと空気を含んでわっと広がる土もあります。高低差もあります。現状地盤より高めに設定して残土があまり出なかったり(むしろ足らないこともあったり)、深く掘りすぎてとんでもない残土が出てしまったり。

 足りなければ土を足せばいいですし、多ければ捨ててしまえばいいのですが・・・。問題はその予算ですよね?足すにしても、捨てるにしてもそのお金はどこから出てくるのでしょう?

 

 私の経験ですが、ハウスメーカー時代は残土処分費というのは見積もりに含めてはいませんでした。ですので、見積もり説明時にはきちんと残土について説明し、実際に基礎現場で発生した残土処分費というのは追加工事代として頂いていました。

 ただし、当時は農家の方とご縁をいただくことが多く、残土が発生しても大体自分ちの庭で処理できるという方が多かった気がします。

 工務店でお仕事していた時は、初めから予算として見積もり経常していました。ですのでお客様から新たに頂くということはなかっのですが、あまりにも差額が出てしまうとその時は事情を説明し追加分をいただくこともありました。(ただし、そんな時はやる前から大体予測できることなので、事前に説明はしておかないといけません。)

 実際にあった話なんですが、道路から1mほど高い敷地にお家を建てるという計画があったのですが、インナーガレージの計画だったんです。ということは道路から家の中に車が入らないといけない訳で。

そうとう土を掘ることになりますね。だれでも分かることです。念のため㎥を計算し予測で大体いくらくらいか初めから試算していました。

 

 で、実際に予想通りに残土が出るわけなんですが、問題はそこから。

 

 ちょうど震災があった年の建築だったんですが、そこから一番近い処分場が受け入れ拒否。被災地の土は通常のお値段より高値がついてしまったんです。残土の処分だけで60万円!

 悲しいを通り越してびっくりしました。今はそういう話は聞きませんが・・・。

 

 まとめます。まず、残土の予算は見積もりに計上されているかいないか確認しましょう。ないから悪いという訳ではありませんよ。会社によってやり方はいろいろありますので。

 それと、高低差がある場合など特に残土がでそうな場合は特に注意しましょう。担当の方に確認しておいたほうがいいですね。分譲地などで建築される場合は、捨てるしかないですから。

 

 残土っていうか、地盤って難しいんですよ。設計の段階で現地を見ながら確認しておかないと、痛い目にあいますよ。建築士さんたちがね(>_<)

 

 

 最後までご一読いただき、ありがとうございました。

 

 アオイホーム

 石川和幸