コンパクトハウスのススメ

コンパクトハウスのススメ

JAPAN建材フェアにて展示されている伊礼先生が手掛けた住宅。

 

 

こんばんわ。

敷地からデザインする設計士の石川和幸です。昨日、東京ビックサイトで開催されているJAPAN建材フェアに参加してきました。

その中で、建築業界のトップを走る建築家である伊礼先生の基調講演をお聞きすることが出来ました。

 

 

 

まだまだ勉強中の私の言葉ですので、足りない部分も多々あるとは思いますが、伊礼先生の「コンパクトハウス」という考え方についてご説明させて頂ければと思います。

 

 

 

カテゴリーにもある通り、『家づくりについて悩んでいる方へ』読んでほしい内容です。

 

 

 

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コンパクトハウスとはその名の如く、小さな家という事です。なぜ、いまさら小さな家なんでしょうか?

 

戦後日本国民は、バラック小屋に住み最低限の生活を強いられることになります。欧米の方からは「ウサギ小屋」と呼ばれるような貧相なお家です。誰しもが裕福になりたいと強く願っていた時代です。

高度経済成長期に入り、日本人は豊かになっていきます。当然マイホームにもお金がかけられるようになっていきました。当時の方々はいかに大きなお家に住むかという事が重要になっていました。

お陰様で、今では日本人が済むお家は世界でアメリカに次ぐ大きな家に住むようになったと言われています。しかし、反面大きな家を手に入れるために品質の低下を招いてしまった事も事実です。その結果、シックハウス症候群をはじめ、耐震偽装、住宅の低寿命化が進んでしまう事になってしまいました。

NEWSでも散々に取り上げられ、建築業界はその対応に取り掛かります。法律も『品質確保促進法』『瑕疵担保履行法』『長期優良住宅』などなど、整備されることになります。今では、耐久性といった性能や、健康に対する問題、工務店の責任問題など様々な面が改善され、以前とは比べ物にならないほどに日本の住宅は進化しました。

 

しかし、それでも問題はあります。性能が良くなりすぎた結果、今度は我々には手が届きにくい価格設定になってきてしまったのです。

ハウスメーカーでは坪70万、80万は当たり前。地元の工務店でも坪50万は当たり前。夢のマイホームが本当に夢で終わってしまうようなものになりつつあるのです・・・。

 

住宅の着工棟数が最も多かったときは全国で180万戸と言われています。現在は80万戸。半分以下。さらに数年後は60万戸まで落ちると言われています。3分の1ですね。なぜそうなってしまったのか?人口や世帯が激減してしまったからではありません。たしかに減ってはいますが微減です。家を建てる事を諦めてしまった方が多いからです。

 

坪70万も80万もしてしまえば、それは建てるのを諦めてしまいますよね。ちなみに大手ハウスメーカーはすでに日本での販売は半ばあきらめ、世界に進出しています。生き残るためにはそうなります。

さらに、年金や少子高齢化といった将来に対する不安。今果たしてお金を使ってしまって問題ないのか?誰だってビビってしまいます。

でも、よく考えてみてください。将来を不安に思うならマイホームは持っているべきなんです。家賃を払ってくださいなんて言われなくても済むマイホームを。老後に家賃を払うというのは出来れば避けたいですよね。

早いうちにマイホームは手に入れた方が、長い人生設計においては必ずメリットになるはずなんです。

 

 

それで生まれたのがコンパクトハウスという設計手法なんです。

ただの小さな家という訳ではありません。コンパクトハウスのメリットについて説明させて頂きます。

 

 

  1. 坪数が小さいので手に入れやすい金額にて建築が出来る。ただし、ローコストという訳ではない。
  2. 小さい家だからこそ、設計提案力が試される。名作と言われる家は小さい家に多い。
  3. 性能や耐久性を高めやすい設計がしやすい。
  4. お手頃な価格帯なので、自分のこだわりが求めやすい。夢を叶えるお家である。
  5. 小さな土地でも設計しやすい。
  6. 空間が限られるので、光熱費がかからない。帖数的には広くはないが、広がりを感じる設計手法が可能。
  7. 同じく、空間が限られるので、お掃除や維持管理、メンテナンスに時間や費用がかからない。
  8. 家族がリビングに集まる設計。家族団らんのお家。
  9. 家と庭で家庭になります。庭にもお金をかけられる。
  10. とにかく無駄がない。

 

 

無理して、大きな家を造るより、自分サイズのお家を建てる事がこれからの時代背景にはあっているのかな。と言ったところでしょうか。

安心して、無理をせずお家を建て、自分の砦を築く。それが30年後、40年後の安心につながります。お子様たちも帰る家があるというのはきっと心強く思ってくれますよ!

 

 

 

将来に対して不安に思っている方、もしくは悩んでいる方は一度、資金計画セミナーを受けてみるといいと思います。自分の力を知ることも大切ですし、将来への目標を持つ事も出来ます。私自身も実は資金計画のセミナーから家づくりはスタートしています。

 

 

 

今は安心は自分の手で勝ち取る時代です!

気になる方はお気軽にお問合せ下さい。いつでもお待ちしています。

 

 

 

アオイホーム代表

石川和幸